スケジュール 2012
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●奈良美智 ドローイング・プリント展

  12月19日(水)〜30日(日)

今。世界で注目を浴びる奈良美智(なら よしとも)が描く、ちょっとすねた子どもの表情。

かわいさと残酷さを併せ持つ不思議な存在感が世界のアートコレクターを虜にしています。

本展では、作家の直感的な感性が顕著に現われる、いたずら書きのようなドローイングの面白さをプリントで楽しんでいただきます。

ジャパニーズ・ポップアートのトップランナー奈良美智のアートに出会える展覧会です。

 
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●トルコ手織りキリム展

  11月1日(木)〜12日(月)

トルコ伝統の手織りキリムの展覧会です。

キリムはもともと中東〜中央アジアの遊牧民の生活用品として受け継がれてきた手織り物です。 小さく折りたたむことができるので移動に便利で、敷物としてだけでなく、食卓用のテーブルクロスや袋状にして食料保存袋など、 様々な用途に利用できるからです。織り手の女性たちが幸せな結婚や子孫繁栄、豊穣や信仰の祈りを様々な文様にして織り込みました。

一枚一枚、色柄の異なるキリムの魅力を直接触ってご覧いただける機会です。 100年前ののオールドキリムから最近織られたニューキリムまで多数展示いたします。

今もキリムの名産地として知られるトルコ、コンヤ出身のキリム専門家サミ・ヤマン氏をお迎えし交流会も催します。 遊牧民の時代から受け継がれてきた高い技術の結晶を是非ご覧ください。

11月3日(土)・12日(月)にサミ・ヤマン氏を囲んで日本トルコ国際交流会を行ないます。⇒急病のため未定となりました。

 
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●パリの画家たち展

  10月17日(水)〜28日(日)

今から100年前、パリは芸術の都として世界中から芸術家が集まり、新しい芸術が日々生まれました。 フランスの美術史は旧来の王侯貴族の肖像画やキリスト教の宗教画を描いていた官展が中心でした。 美術の流れはロマン派のドラクロアの登場で若い芸術家たちが台頭し始めます。 19世紀中ごろにはコローやミレーなど田園の美しさや農民の姿を題材にする自然主義が生まれ、その後モネやルノワールなどの 印象派と呼ばれる画家たちが革新的な絵画を世に出します。 20世紀にはいると新しい芸術の流れは加速し、マティスやデュフィのフォーヴィズム(野獣派)、 ピカソやブラックのキュービズム(立体派)が起こり、世界から若い芸術家たちがパリに集まり始めます。 ルオー、ローランサン、ユトリロ、モジリアーニ、シャガール、藤田嗣治などエコール・ド・パリと呼ばれる芸術の花が 咲き乱れる時代を迎えます。

本展では、芸術の都パリで活躍した有名画家たちの作品を通して近代絵画の歴史をたどります。 芸術の秋をフランスの名作版画約30点でお楽しみ下さい。

 
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●モノクロームの魅力展

  10月3日(水)〜14日(日)

どんな色でも手に入れる事ができる現代に、あえて黒一色で表現されたアート作品がある。美を追求し無駄を削ぎ落としていった果てに モノクロームの世界が現われ光を放ち始める。

墨に五彩ありといわれる。微妙なモノトーンの変化に神秘的な力を放つ作品から、単純明朗にして対象物の本質をつくことに成功した 作品まで黒一色の世界にも様々な作品がある。/p>

本展では水墨画(小川芋銭、黒岩豊隆ほか)、ペン画(横山操、三尾公三ほか)、水彩画(山口長男ほか)、 銅版画(レンブラント、上前智祐ほか)、リトグラフ版画(ジャコメッティ、梅原龍三郎ほか)、木版画(川上澄生、棟方志功ほか)、 立体(岡本太郎、薮内佐斗司)など約30点を展示いたします。

究極の美、モノクロームの魅力を国内外のアーティストたちの作品を通してご覧頂きます。/p>

 
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●倉 攸佳衣 陶芸展

  9月19日(水)〜24日(月)

伊根の舟屋の陶工房から出てきた、ユーモラスな鬼さんやおっさん、おばさんたちの日常の仕草が心を和ませます。

作家在廊日:23日(日)

 
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●きぬかわ ことみ絵展 虚と実のHAZAMA

  9月12日(水)〜17日(月)

Kinukawa Kotomi HP http://eonet.ne.jp/~torobon/

 
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●みとき屋さんに集まる作家たち展

  8月29日(水)〜9月9日(日)

南丹市日吉町胡麻に、作家たちが集まるドイツカフェみとき屋があります。営むのはスローライフを実践する声楽家の井尻有香さんと日本文学の研究者シャウベッカー・デトレフ関大名誉教授。オーガニックフェアトレードのコーヒーとドイツ料理&ケーキを味わいながら圧巻の蔵書を自由に読める文化の香り漂う場所です。

ここに集まる作家たちの中から今回作品を出展するのは、井筒一博(写真)、井筒有紀(絵画)、楠本陽子(服)、鈴木勇子(陶器)、 染川淳子(染織)、安井博美(毛糸)、湯浅徳子(フェルト)。

そして井尻有香さんのドイツ菓子とデトレフ教授の著書と装丁本を展示いたします。

9月2日(日)2時〜3時 井尻有香「日本の歌・ドイツの歌」コンサート(前売り券1,500円 ハーブティ&ドイツ菓子付)

【井尻有香プロフィール】東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。1978年全日本学生音楽コンクール声楽部門西日本第二位受賞。日本のほか ドイツ語圏各国でリサイタル開催。大学講師の職を経て2009年みとき屋を開業。胡麻を拠点に文化活動に力を入れる。

 
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●絵本の画家たち展

  8月9日(木)〜20日(月)

想像力ゆたかな子供の世界に惹かれた大人たちは童話を作り、絵を描いた。子供への愛情が夢と希望を膨らませる絵画や文章を生み 心の豊かさを育みました。本展では絵本のための絵を描いた画家たちの作品を展示いたします。

大正期の児童文化ルネッサンスを築いた初山滋や武井武雄、大正ロマンの竹久夢二、イソップものがたりの川上澄生。 永遠のベストセラー絵本作家いわさきちひろ、具体の元永定正、現在活躍中の田島征三、安野光雅、山本容子、奈良美智、水森亜土、高畠純 安井須磨子などの肉筆画、版画、複製画などをご覧頂きます。

 
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●福本我們・作品展

  8月1日(水)〜6日(月)

1940年舞鶴市生まれ。白糸中学校卒業後、京都市に移る。1966年テキスタイルデザイナーとして独立。 1983年我們きものショーがテレビ放映されたり、豪華画集が全国発刊されるなど人気絶頂期に脳血栓で倒れ廃業。 しかし2009年に画集に載っていた30年ほど前にデザインした京友禅の図案をブライダルデザイナー桂由美がイブニングドレスに採用し 東京で発表するなどその魅力は今日でも輝き続けています。

現在、滋賀県高島市で人工透析を受けながら絵を描いています。本展は集大成の思いを込めるふるさと舞鶴の風景やかやぶきの民家、 メルヘン、花、かわいいお地蔵さんなど多彩なモチーフを水彩画で表現した作品を発表いたします。

 
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●吉永尚子の絆展 −笑顔が未来をひらく−

  7月18日(水)〜29日(日)

7月の第4日曜日は「親子の日」。親子の絆の大切さを伝える陶芸作品をご覧いただきます。

山口氏の女流陶芸家、吉永尚子の創作人形は見る人の気持ちを和ませてくれます。 ネコやカエルなど小動物が大笑いする表情と親子のほのぼのした姿が暮しに笑いと明日を開く力を与えてくれます。 心温まる親子の姿を見て、明日に希望をつなぎましょう。

 
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●回廊15周年記念 ギャラリーサンムーン15年の歩み展

  6月28日(木)〜7月9日(月)

ギャラリーサンムーンは芸術作品に出会える場所として1997年7月2日JR東舞鶴駅北口三条通に誕生しました。

第1回目は日本画の上村松園、松篁、淳之の上村三代展、以降、シャガール展、竹久夢二展・・・と続いて 今回で463回目の展覧会になります。美術館のない地方都市では見る事が難しかった国内外の美術作品を多数紹介してきました。 また作家本人の来場やコンサートなども企画して市民の方々に文化・芸術の楽しさ、大切さを実感していただけるように努めてきました。

本展では今日までの資料や作品を通してギャラリー15年の歩みをご覧頂きます。

 
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●小池やすし grass glass展

  6月6日(水)〜17日(日)

※詳細は追って掲載いたします。

 
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●立石啓子 草木染め展

  5月30日(水)〜6月4日(月)

滋賀県高島市安曇川町の山里で江戸末期の古民家に移住して30年目の草木染作家、立石啓子さんの個展です。

きれいな水と染色に必要な草木を求めて京都から移り住みました。 古来草木染は身につける人の健康と幸せを願って薬草で染められました。立石啓子が山野に自生する植物を採取して煮出し、 染めた草木染め作品をご覧頂きます。

草木が持つ鮮明で淡い色合いのタペストリーやのれん、麻のバッグや初夏の装いのスカーフなどを展示いたします。

作家在廊日:30日、31日

 
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●アクセサリー・押し花・パッチワーク展

  5月23日(水)〜28日(月)

舞鶴市在住の梅垣晴美のアクセサリーと柳川押し花まいづる教室を主宰する小林光子と生徒達(瀬野禮子、淡路月美、山下一枝、渡部節子 中村妙子)の押し花作品、そして大阪在住の岡田英子のパッチワークをご覧頂きます。

アクセサリーは世界のビーズを使ったネックレスやピアスなどを展示。

押し花の作品はうつくしい自然の光景やメルヘンの世界へと誘ってくれます。

パッチワークは立体的なモチーフのバッグ、 ポーチなどちょっと珍しいパッチワークの世界をお楽しみ下さい。

 
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●水森亜土・田村セツコ 2人展

  5月6日(水)〜20日(日)

日本を代表する女性イラストレーターの2人が舞鶴で共演します。

水森亜土は透明ボードに両手で絵を描きながら童謡を歌う『歌うお姉さん』として鮮烈のデビュー。 国産初のキャラクターグッズは長きにわたり愛されています。 現在でもフレッシュで、チアフルで、ハッピーな絵は若者に大人気です。

一方、田村セツコは東京生まれ。童画家松本かづち氏の紹介でイラストの道へ入る。猪熊弦一郎、荒井良二両氏にも師事。 『少女のこころ』をテーマに描かれる物語性の強い作品には地道なファンが多く、少女雑誌や少女向けの絵本挿絵を多数手掛ける。

楽しい、カワイイ、クスッと笑えて、ホッと癒されて・・・そんな油絵、水彩、版画を展示いたします。思いっきりラブリーな 世界へご招待します。

 

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●木彫いきもの物語 小笠原み蔵展

  4月24日(水)〜5月6日(日)

大震災以降、人と人の絆、人と動物の絆、生きるもの全ての命の大切さが見直されています。

1939年北海道生まれ。札幌市在住。木彫り歴30年の小笠原み蔵さんは地球上のいきものたちを木に託し、 魂を吹き込んで見るものの心をゆさぶる作品を発表しています。

『木彫ゴリラ図鑑ー進化のひとやすみー』が出版されるなど代表作となったゴリラの姿は生命感にあふれた迫力ある姿態から 進化した愉快な姿まで見せてくれます。

アフリカのマサイ族やブッシュマンから音楽を奏でるジャズマンまで人間の本質に迫る姿も感動的に伝わります。 ユーモアたっぷりの豚のシリーズは見て楽しいだけでなく社会風刺もこめられた作品で全国各地の個展会場で話題になるほどです。

舞鶴初公開となる小笠原み蔵さんが作る生きものたちの命の輝きを見て今いちばん大切なことに気づいていただければ幸いです。

 
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●第8回 京の絞り職人展

  4月18日(水)〜22日(日)

日本最古の染織技法である『京鹿の子絞り』を後世に残そうと取り組む京都の絞り職人たちが約1年がかりで制作した 絞り染め絵『京めぐり』を一般公開いたします。三十三間堂や苔寺、祇園祭、托鉢僧など京都の風物が44p×56cmの額縁に収めてあります。

絹の丹後ちりめんに縫い〆絞りや帽子絞り、桶絞り、ほたる絞り、京鹿の子絞りなど約15種類技法を用い、 絞りの最終工程である『湯のし』を工夫し、絞り独特の凹凸を残すことで、独特の立体感のある作品になっています。

将来の伝承が危惧される日本の伝統的工芸の技術で制作された着物やオリジナル作品(スカーフやバッグ、帯揚げなど)も 展示いたします。

絞り職人による絞りの実演解説もいたします。(初日のみ午後1時より回廊。最終日は午後3時まで)

主催:京の絞り職人衆 京都絞栄会 協力:京都絞り工芸館

 
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●追悼 坂口浩一 遺作展

  4月4日(水)〜8日(日)

昨年91歳で天寿を全うされた坂口浩一さんの遺作展です。

長年、舞鶴市老人福祉センター『文庫山学園』の絵画教室でボランティア指導員を努め多くの市民に慕われました。

1920年宮津市生まれ。46年より京都刑務所拘置支所職務事務官として舞鶴市に転居。85年同署退職。勲七等瑞宝章を授与される。 その間78年より仁科会理事の吉村勲に師事。88年より上野の森美術館主催の『日本の自然を描く展』で10年連続入選。 92年には優秀賞を受賞。91年NHK学園賞受賞。98年より4年連続ギャラリーサンムーンで個展を開催。 2008年作品集『My舞鶴百景』を出版。

本展では舞鶴を愛し描いた舞鶴の風景を中心に約25点を展示いたします。油彩と水彩画による豊かな表現力をご覧頂きます。 坂口さんの優しい人柄が思い出される追悼展です。(最終日は5時まで)

 
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●第11回 鈴木勇子 陶展

  3月14日(水)〜25日(日)

北欧の洗練されたデザインと豊かな暮らしが作品に息づく女流陶芸家、鈴木勇子の個展です。

1966年横浜生まれ。89年上智大学スペイン語学科卒業後渡欧。スウェーデンで陶芸を学び97年帰国して京都市に窯を開く。 独自のブルー系ふじ色の釉薬が注目され99年NHKテレビ『おしゃれ工房』に出演。

おしゃれなほく方センスが息づく鈴木勇子の陶芸の世界をご覧頂きます。

今年のテーマは『水の結晶』。鈴木勇子が水の結晶の美しさに感動し気持ちを込めて制作した陶器に温かい料理を盛ってみて下さい。 北欧のおいしさと喜びが伝わります。

作家在廊日: 3月14日(水)、17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日) 午前11時〜午後3時

 
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●第3回 東日本大震災救援チャリティ作品展

  3月9日(金)〜11日(日)

あの日から1年、今もたいせつなのは、忘れない心、寄り添う心。

東日本大震災の被災地への救援募金を募るため京都府北部の芸術家を中心に約20名が『手と手をつないで、いま私たちにできること』 をしようと作品を持ち寄ります。

絹川徳成、絹川ことみ、高橋まり、大槻真規子(絵画)

蔵悠佳衣、高井晴美、鉄尾伸介、西野陽子、トレーシー・グラス(陶芸)

上原雅子(木工)、中山温子(染織)、小池靖(ガラス)、小池由佳子(うるし)、櫻木雅春(あかり)

黒田峯夫、松浦つかさ(彫刻)、ハタノユキ(和かばん)

など販売した作品の収益金はすべて『NPO法人 難民を助ける会』を通して被災地に寄付いたします。

昨年の4月と9月につづく三回目のチャリティ展です。

協力 まぃまぃ堂 主催 東日本大震災救援実行委員会 代表 谷 公  

9日、11日各2時より東北被災地報告会を行います。1月30日から2月1日に難民を助ける会が支援活動する 南三陸町や釜石市などを視察。講演:高井晴美、写真 舞鶴市民新聞社

 
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●チャリティ美術展 春よ来い

  2月29日(水)〜3月5日(月)

東日本大震災から1年が経とうとしています。ギャラリーサンムーンでは多くの方の協力でチャリティ展を2回行い100万円余を 被災地に義援金として送る事ができました。

また12月には仙台のオルゴール作家の展覧会を開いて復興支援をいたしました。しかし工房スタッフの家族も含め行方不明者がいまだ 多数あります。被災地の現状は復興とは程遠く、まだまだ時間と支援が必要です。

本チャリティ展ではギャラリー所蔵品を提供し売上の半額を『NPO難民を助ける会』を通して被災地に義援金を送ります。

春が来る様な祈りを込めて、春の花の絵を中心に有名作家から無名作家まで多数出品いたします。

皆様の心からの応援をお願い致します。

 
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●川上澄生展 −明治少年懐估ー

  2月15日(水)〜26日(日)

明治28年横浜生まれ。詩情あふれる版画で柳宗悦や棟方志功など多くの人を魅了した永遠の詩人画家、川上澄生の画文集に 『明治少年懐估』(明治美術研究所刊)があります。昭和19年、日本に紙がない時に木版画を収めた限定本です。

そこには川上澄生が少年期を過ごした文明開化の日本の姿が映し出されています。異国情緒のランプや海軍さん、めんこや輪回しなどの 遊び、鉄道馬車や汽車の乗り合い風景、へっつい(かまど)直しやでいでい屋(下駄直し)など庶民の暮らしぶりが親しみある絵と文で 描かれています。

人情味に溢れ、生き生きとした明治時代がよみがえる明治少年懐古の絵と文を50点展覧いたします。 古きよき時代の姿が手にとるようにわかる作品たちから、今わたしたちが忘れている大切なものを気づかせてくれる展覧会です。

 
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●デザイナーが選んだオールドキリムとギャベ展

  1月29日(木)〜29日(日)

日本からはるか7500Kmも離れたイランで、受け継がれてきた芸術があります。

遊牧民が家族のために、糸を手で紡ぎ、野の草木で染め、一つ一つ手で丹念に織り上げた敷物であり芸術、それこそが本物のギャベそしてキリムなのです。売ることを目的とせず、家族で使うために織り上げられたキリムと絨毯は愛情と個性にあふれた温もりのある真の芸術です。

残念なことに、民族間で受け継がれてきたこの素晴らしい伝統文化も遊牧民の減少により、今では幻となりつつあります。そんな希少なギャベとキリムの素晴らしさを知っていただくための展覧会です。延べ数百件ものインテリアデザインを手掛けたプロのデザイナー『石村彰三』がイラン現地で選び抜いた至高の作品の数々をご覧頂きます。

 
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●型絵染の人間国宝 稲垣稔次郎・木版画展   1月4日(水)〜15日(日)

 1902年京都の日本画家で工芸図案家でもあった稲垣竹次郎の次男として生まれる。(長男は夭折の日本画家、稲垣仲静)。1922年京都市立美術工芸学校図案科卒業。

三越、松坂屋で呉服の意匠・図案の研究制作に携わる。31年独立し本格的に染織技法を独学。国画会、文展、日展などで特選をたびたび受賞。46年富本憲吉らと新匠工芸会の創立に参加。58年京都市立美術大学教授。62年型絵染の重要無形文化財(人間国宝)に指定される。

稲垣稔次郎が極めた型絵染による独自の描写は単純化され、リズム感にあふれていて見るものを魅了します。

本展では名作の京都の風物の中から『西陣の正月』や『都をどり』など約20点を木版画でご覧頂きます。新春を寿ぐ傑作の数々をお楽しみ下さい。

 

 
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