スケジュール 2015

 

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●山乃井木工房 岩井雄介 
木の手仕事展2015 in 舞鶴

  12月23日(水・祝)〜28日(月)
1984年生まれ、千葉育ち。
京丹波の山里で「木と漆」を使って作品を作る岩井雄介の個展です。
四季の移ろいの中で、木を刻み、時おり漆と付き合いながら制作しておりますと様々なことを教えられます。
「ほったもの」「組んだもの」「塗ったもの」と不勉強ではありますが、何事にもとらわれずに良いものを作りたいと試行錯誤の毎日です。

そのような営みの中で、木の個性を活かしたものを残すことができたらと思っております。

今回の展示会では「漆」のものも僅かばかりですがバリエーションが増えました。棚などの家具から小物や銘々皿といった食器類まで展示販売いたします。

作家在廊日:23日(水・祝)、26日(土)、27日(日)、28日(月)
初日は14時スタート、最終日は16時で終了いたします。


山乃井木工房 ブログ
http://yamanoimokkoubou-iwaiyuusuke.hatenadiary.jp/

 



●クールジャパン 日本の美 再発見展

  12月4日(金)〜20日(日)
今年は海外からの観光客が過去最高になりました。
日本古来の伝統や日本人の美意識が注目されています。
生け花や茶の湯、古美術からマンガやアニメまでさらにファッションや食文化、日常風景まで、日本人にとってアタリマエで普通のことが独自性に富んだものとして外国人に魅力的に映っています。

日本を魅力的にしているのは「おもてなし」「カワイイ」「ヘタウマ」「こだわり」・・・といったキーワードに表れています。

本展では日本の魅力が詰まったアート作品を発掘、かっこいいニッポンCOOL JAPANをご紹介致します。

古美術や伝統工芸品から現代アートまで展示し日本文化再発見、再評価のきっかけになれば幸いです。
 



●Atelier Mourlot et la lithgraphie
パリ・ムルロ工房 版画展

  11月18日(水)〜29日(日)
芸術の都パリに世界に名だたる版画工房がありました。その名はアトリエ・ムルロ。

20世紀におけるリトグラフィ(石版画)の刷り師の第一人者フェルナン・ムルロ(1895〜1988)が率いたムルロ工房にはピカソやマティス、シャガールなど著名な芸術家たちが集まり、工房の職人たちと協同して数々の傑作を生みだしました。

本展ではそのムルロ工房で刷られたピカソ、マティス、シャガール、ミロ、ポール・ジェンキンス、アンドレ・ボーダン、エステーヴ、ギヤマン、カトラン、ブラジリエ、ブリアンション、ミノー、ジャコメッティ、マンジェ、鬼頭 瞭、ジャン・コクトーなどのオリジナル・リトグラフィを展示いたします。

さらに、ルノワールの復刻版画や書籍、ポスターも合わせて展示しムルロ工房の幅広い業績を紹介いたします。

今年の芸術の秋は、ギャラリーで世界最高の版画工房で制作された本物の版画を鑑賞する贅沢なひと時をどうぞお過ごしください。
 



ムルロ工房制作 シャガール オリジナル・リトグラフィ

●画業20周年記念〜優しさに包まれて〜
戸田美穂子・パステル画展

  11月4日(水)〜15日(日)
聴力にハンディキャップを持ちながらも、絵画の世界で活躍する戸田美穂子先生の優しさに包まれたパステル画の展覧会です。

『”感動したい 感動させたい 人に・・・ 人生に” 
個展を始めるきっかけとなったこの言葉は、20年前から少しも変わらず、すべての作品に込めています。
色々な場所で感動を受けたことを、皆さんに伝えたい。少しでも心が癒されますようにと願いながら・・・。』

本展では大人気の黒猫親子の愛情あふれる『黒猫ニャーニャ』シリーズをはじめ新作パステル画を展示いたします。優しさに包まれた個展会場を体感してみませんか。

作家在廊日:11月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日) 2時〜4時

はじめに
難聴者・・・という言葉がどれだけ私に重く 辛い幼年、少女時代であったことか。絵はその頃の私にとってたったひとつの救いでした。絵を描くことでこの辛さや哀しみは その時だけ忘れることができたのです。年齢を重ねる毎に 絵を通して 色んなものが見えてきて 私の人生観は変わり始めてきました。
『将来 絵で食べていく人になろう。』社会にでて 仕事の大変さをはじめ、人間関係の難しさ 不自由さからくる不便さやさまざまな苦しみに 何度人生を投げ出したくなったことでしょう・・・

でも!今は 難聴者でよかった!!と思っています。本当に心から。
耳が聴こえていたらきっと見えなかったであろうたくさんの事があることに気付いたからです。私は生きることの楽しさを知りました。周りに いろんな人が集まってきました。いっぱい・・・いっぱい!!私は前向きに生きる!!そう思ったら人生が 物凄く楽しくなってきました。
私の絵は 苦しみを楽しさに変えます。そう想いながら現在も描いています。
”感動したい 感動させたい 人に・・・人生に”
個展を始めるきっかけとなったこの言葉は、20年前から少しも変わらず、すべての作品に込めています。
色々な場所で感動を受けたことを、皆さんに伝えたい。少しでも心が癒されますようにと願いながら・・・。

                                  戸田美穂子
 

芸術の秋 アート楽しむ展覧会

  10月1日(木)〜26日(月)
暮らしの中でアートを楽しんでみませんか?

個人がアートを楽しむことができれば、社会はもっと豊かに、もっと楽しくなります。それが芸術の力です。

ギャラリーサンムーンはアート作品に出会える場、芸術家と出会える場、芸術文化の情報発信の場として文化活動を続けてきました。

アートを生活の中で飾ったり、使ったり、日常会話の中で話題にしたり・・・アートに囲まれた豊かで楽しい暮らしをしてみませんか。

アートがもっと身近になるよう敷居を低く、ワンコインからよいお値段まで、古美術から現代アートまで一気に展示即売いたします。

待望のアートフェア開催です。

10月24日(土) 午後5時〜 ギャラリー箏コンサート(入場無料)





 



●床に敷く絵画 キリムと呼ばれる敷物展

  9月16日(水)〜21日(月)
5千年の歴史があるといわれる平織りのキリム。

西アジア(トルコ・イラン・アフガニスタン)などの遊牧民の織り手さんがデザインも自ら考えて丹精込めて織ってゆく一点物の敷物です。

政情不安の続くイスラム圏を訪ね歩き、集められてきた貴重なキリムをご覧いただきます。

キリム・ハンターとして活躍する浦田浩之さんをお招きし、キリムのお話をしていただきます。

キリムを置くことにより、その空間が大きく変わることは『キリムマジック』とも呼ばれます。

画家のマチス、ファッションデザイナーのミッソーニにも影響を与えた魅力のデザインをご覧ください。
 



●第14回 鈴木勇子 陶展

  9月2日(水)〜13日(日)
北欧の洗練された感性が息づく鈴木勇子の陶芸展です。

1966年横浜生まれ。
89年上智大学ドイツ語学科卒業。
89〜91年スウェーデン在住。
95〜96年スウェーデンで陶芸を学ぶ。
97年帰国し京都市内に築窯。
99年NHKテレビ『おしゃれ工房』に出演。

以後、各地のギャラリーで個展。今年のテーマは『手のひらに宇宙』大宇宙、小宇宙。上の如く、下もまた然り。おちゃわんも宇宙に見えてきました。

スウェーデン感覚のおしゃれな食器と花器約100点を展示いたします。

作家在廊日:2日(水)・5日(土)・6日(日)、8日(水)、13日(日)各12時より

9月9日(水)午後2時〜 大地の力を感じるコンサート ←詳細はここをクリック! 
熊澤洋子(ヴァイオリン)&きしもとタロー(笛とブズーキ)

国内外で高い評価を受けてきた二人による南米から東西ヨーロッパまで幅広い地域の伝承音楽

前売り:1500円 当日2000円



 



熊澤洋子&きしもとタロー

●LOVE&PEACE 愛と平和展

  8月5日(水)〜24日(月)
今年、戦後70年の節目となる終戦記念日を迎えます。多くの尊い命が犠牲になった戦争を二度と繰り返さないため、一人一人が平和を求める強い意志を持つことが大切です。

本展では平和の尊さが、分かる、感じる、伝わる芸術作品を展覧いたします。愛くるしい赤ちゃん、無心に遊ぶ子供の姿、母性愛に包まれた親子像、日常の平安な風景・・・そして戦争を忌み嫌う反戦画などを展示いたします。

また平和の象徴とされる鳩をピカソの絵や帖佐美行の彫刻作品などでご覧いただきます。
 
特別出品としてシベリア抑留経験者の日本画家、横山操の『悲しき戦記』(伊藤桂一著・週刊新潮連載)の挿絵原画を展示いたします。

同じく抑留経験者で日本を代表する画家になった香月泰男、オノサトトシノブなどの作品もあわせてご覧いただきます。

趣旨に賛同する地元の作家たちも参加いたします。

本展の芸術作品を鑑賞して平和の大切さを感じていただきたいと思います。

8月16日(日)午後2時〜 朗読会 『平和に感謝 花に祈り』

絵本『平和って素敵だね』『クラウディアの祈り』『ほたる』を長岡京市在住の南部稔枝さんが朗読します。参加者に平和を願う花、特攻花の種をプレゼント。

 



帖佐美行『鳩』(彫金) 1993年文化勲章受章

-とほめいなとき、とほめいなもの-
小池やすし・由佳子 ガラスとレジンと漆展

  7月15日(水)〜26日(日)
すきとほった時、すきとほった場所、すきとほったもの・・・大気、水、思い、無くてはならないとほめいな存在と祈りをこめて創ったとほめいなモノたちの空間に身を置いてみませんか。

綾部市在住のガラス工芸作家、小池やすしはガラスの食器、照明、オブジェ、花器など光と共鳴しあう作品を出展いたします。

漆芸作家、小池由佳子は日本の伝統工芸品の漆を使った現代アート感覚の食器とレジンによる不思議な感覚のオブジェなどを発表いたします。

二人合わせて合計200点の作品を展示販売いたします。

あなたの見る世界が輝いていますように 
あなたが心から笑えますように
地球が美しい星であり続けますように
色々な祈りをこめて創りました。

作家在廊日:15日(水)、20日(月・祝)、26日(日)

 



●開廊18周年記念 フランス絵画200年展

  7月1日(水)〜12日(日)
フランス近代絵画200年を通観する開廊18周年を記念する展覧会です。

今年は日本人にもファンが多いジャン・フランソワ・ミレー(1814-1875年)生誕200年です。バルビゾン派を代表するミレーの『落穂拾い』をはじめ、写実派のドーミエ、印象派のモネ、ルノアール、スーラ、ゴッホなどの作品を版画でご覧いただきます。

20世紀に入るとフランスは世界の美術界の中心的役割を果たします。野獣派(フォービスム)のマティスやルオー、立体派(キュビズム)のピカソやブラック、そしてエコール・ド・パリと呼ばれる一時代が来ます。

世界中から画家たちがパリに集まり芸術の都パリを形成いたします。

シャガールやモディリアニ、ローランサンやコクトーそして日本人画家、藤田嗣治もいました。
その後もブリアンション、ビュッフェやカトラン、カシニョールなど魅力的な画家が続出します。

本展では歴史的な画家約25名25作品の具象から抽象までを展示いたします。

時空を超えて美しいものへの感動と啓示を私たちに与え続けるフランス絵画の200年を一気に見ることのできる開廊記念展です。

 

東北ものづくり復興支援 仙台から音と匠の造形
熊野聡 オルゴールと木の作品展

  6月17日(水)〜28日(日)

熊野さんは仙台すんでいます。家は江戸時代から仙台たんすを作るさしもの師でした。
幼い頃から木に親しんで育ちました。

オルゴールとの出会いは1984年ドイツのフランクフルトの国際見本市に仙台たんすを出品した時のことです。
長い歴史を持つ本場スイスのオルゴールに触れた時のことを『背筋がゾクゾクしました』と語っています。

オルゴールの製作は誤差100分の5ミリ世界。少しでもかみ合わせが悪いと音がでなかったたり、割れたりするそうです。釘を一本も使わずたんすの技術を随所にいかしながら精神を集中して製作しています。

東日本大震災でスタッフの家族が亡くなったり、郷里の福島に帰れなくなったり絶望の日々から廃業も考えましたが、多くの励ましと支援で立ち直ることができ、今回新作のオルゴールの響きには困難を乗り越え明日への希望と幸せを願う思いが込められています。

今回は天然木でできたケーキ型のオルゴールやピアノ型のオルゴール 木のバッグなど独創的な作品を展示販売いたします。

今回の作品内容

●ケーキ型オルゴール各種:木材、木のチップ、おがくず、木の粉などを使ったケーキ型のオルゴール。いちごを引くと音が出ます。
着色はせず、すべて天然の木の色を生かして作っています。本当に食べたくなるリアルなケーキ型オルゴールです。前回よりも美味。 ケーキ型の小物入れも出品致します。

●グラススイーツオルゴール:グラスにフルーツやクリームなどが乗ったオルゴール。

●壁掛けオルゴール:壁にも掛けるオルゴールで、ひもを引くとドジョウや葉、星などが動くようになっています。絵画としても楽しめます。

●取っ手も木で出来た木のバッグ:カリンのこぶ、黒柿、漆の木などで作ったおしゃれな木のバッグ。

●折りたためる木のバッグ:寄木、カリンのこぶなどで作った折りたためる木のバッグです。マチが革で出来ており折りたためるのでご旅行にも便利です。

熊野聡プロフィール

大学時代は『おもちゃ』や施設などで使う『集団遊具』などを研究。
これから発展する情報社会では『遊び』が心を癒す重要なキーワードになることを確信。以来『遊び』をライフワークとする。
小さなものを精巧に作ることが得意。

ストリートオルガンの演奏や、バルーンアート、バルーンマジック、マリオネットなど、ストリートパフォーマーとしても活動。

プロフィール詳細はここをクリック

 

●アクセサリー・ポーセラーツ・パッチワーク展

  5月20日(水)〜25日(月)

アクセサリーの梅垣晴美とポーセラーツの阪井夕佳、パッチワークの岡田英子と嘉久朱美の4人展です。

輸入ビーズ・スワロフスキー・ヴィンテージビーズを使用したネックレス・ピアス・イヤリングなど春・夏のおしゃれにグレードアップのアクセサリーがいっぱいです。

Porcelarts(ポーセラーツ)はporcelain(磁器)とart(美術)を組み合わせた造語です。日本ヴォーグ社ポーセラーツ・インストラクターの阪井夕佳は真っ白なうつわを好きなように彩って、自分だけのテーブルウェアを作っています。
舞鶴初公開となるポーセラーツのティーカップやお皿など可愛らしい食器がいっぱいです。

パッチワークはシックな織布を用いてバッグや小物入れにアップリケのような飾りをつけた一味違った作品です。女性に嬉しいものが集まる作品展です。

 

●いわさきちひろ・母と子の絵画展

  5月1日(金)〜16日(土)

こどもの日と母の日に贈るいわさきちひろの愛情あふれる絵画の展覧会です。
赤ちゃんの絵は柔らかな肌の感触までが描かれ生命の誕生の喜びと何ものにも代えがたい命の大切さが伝わってきます。

小さな子供たちの純粋無垢な瞳、無邪気に遊ぶ姿、少女や少年の愛くるしい表情、いわさきちひろの母親としての愛情がにじみ出る作品ばかりです。

没後40年たつ今日でも多くの人に愛され続ける絵本画家いわさきちひろの絵を複製画でご覧いただきます。

「平和で、豊かで、美しく、可愛いものがほんとうに好き」といういわさきちひろの思いが多くの人のこころに伝わりますように・・・

いわさきちひろ Chihiro Iwasaki(1918-1974)
画家。東京で育つ。東京府立第六高等女学校卒。
藤原行成流の書を学び、絵は岡田三郎助、中谷泰、丸木俊に師事。
1950年松本善明と結婚。翌年長男 猛誕生。
子どもをテーマとして描き、代表作に『おふろでちゃぷちゃぷ』(童心社)、『あめのひのおるすばん』『ことりのくるひ』(至光社)、『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)、画集に『いわさきちひろ作品集』などがある。
1977年に業績を記念し、東京のアトリエ跡にちひろ美術館設立。
1997年安曇野ちひろ美術館開館。約8000点の作品が収蔵されている。

 

●花燃ゆる絵画展

  4月10日(金)〜25日(土)

春本番になり、様々な花が咲き乱れる季節になりました。 芸術は花にたとえられることがある。どちらも実用的ではないが、なかったらどんなに生活がつまらなく味気ないものになることでしょう。

花も芸術も人生を豊かに、楽しくさせてくれます。人間らしく生きていくためになくてはならないものです。 人は大昔から花を愛で、花を描いてきました。花の美しさに魅了され、花の可憐さに情を知り、時には花のたくましさに勇気をもらってきました。

本展では、人間に多大な影響を与えてきた花々をモチーフにした芸術作品を国内外から集めてきました。
鏑木清方の菖蒲や、佐藤太清のランの花、小倉遊亀、三岸節子、香月泰男から森村泰昌まで、

海外からはゴッホやモネ、ピカソからカトランやカシニョールまで油絵や水彩画、版画や写真などバラエティ豊かに花の美術作品を展示いたします。

 

●19世紀フランスの風刺画 シャリバリ紙とオノレ・ドーミエ展

  3月26日(水)〜4月4日(土)

今年1月7日フランスの週刊新聞「シャルリー・エブド」がイスラム過激派に襲撃され、風刺漫画家や記者など10名が殺害され ジャーナリズムの表現の自由について論議が高まっています。

欧州の近代史は市民が王や教会の絶対的権威を奪ったところから始まりました。権威を批判する風刺画は評論に勝るともいわれる 価値観がフランス市民に受け入れられてきました。

ドーミエは1830年代、ルイ・フィリップの「7月王政」を攻撃する風刺画をもって世に出ました。 以来、日刊紙シャリバリに週2〜3回風刺画を載せつづけました。
常に市民の立場にたち、権力やブルジョアへの批判、社会矛盾を鋭い筆致で告発し続けました。

フランスの「自由・平等・博愛」の基を礎いた批判とユーモアのエスプリが詰まった1840年代に発行された シャリバリ紙と世界に名高いオノレ・ドーミエの風刺画をご覧いただきます。

 

●MUDDY真泥 服部克哉 村山朋子 陶展

  3月18日(水)〜22日(日)

MUDDY真泥(までい)は舞鶴にある陶磁器製造工房です。 オリジナルの土、釉薬を使用して、西洋式薪窯焼成によるしっかりと焼きしまった器をひとつひとつ手作りしています。

服部克哉は1971年生まれ。静岡県出身。石川県、熊本県の窯元に勤務。
村山朋子は1979生まれ。綾部市の白雲窯に育つ。有田の草山窯にて5年間勤務。
二人とも佐賀県立有田窯業大学校を修了。2009年舞鶴に移住。翌年薪窯を築窯。

村山は有田の伝統的技法による下絵付、上絵付を施した磁器。服部は灰釉、粉引、焼締などの陶器が中心。   いずれもけろくろくでの成型、西洋式薪窯による焼成。

毎日の生活に潤いを与えてくれるもの、安心を与えてくれるものを目指して制作された二人の作品を展示販売いたします。

作家在廊日:毎日

 

●第6回東日本大震災復興支援チャリティ作品展

  3月10日(火)〜13日(金)

3.11の東日本大震災から4年、復興支援のため京都府北部を中心に芸術家たち20余名が結集。

作品を提供し収益金を被災地に届けます。お菓子やパンの専門家や実家が岩手県大槌町にあり被災した人も参加します。

収益金のすべてを義損金として、NPO法人「難民を助ける会」に託します。 11日(水)14時より、難民を助ける会のスタッフによる現況報告を催します。舞鶴市出身で理学療法士として被災地で活躍する 大室和也さんが現地の人々の実情をお話しします。
大地震発生の2時46分に黙とうを来場者全員でします。
忘れない心、寄り添う心、あなたのやさしさが届きますように・・・
主催:東日本大震災救援実行委員会

11日(水)13時より 
箏アンサンブル斗為巾のチャリティ・コンサート
(入場料1000円全額寄付)

 

●「春が来る」―メモリアルな日々に華を添える―
ひな工房 上原雅子 木彫展

  2月18日(水)〜28日(土)

冷えた空気の中にも春の兆しはあるものです。

「降り積もった深い雪の下、小さきものたちが目覚めソワソワしている」そんなことを思い描くだけで、 胸の奥に暖かな灯がともるような気がします。そんな日々のささやかな感動を創作を通してお伝えできたらと思いっています。

1957年長崎市生まれ。長崎大学教養学部卒。20代で木彫りをはじめ、30代で家具製作を学ぶ。
1997年北近畿女性作家グループ「創の会」に参加。以降2010年まで毎年個展開催。
1999年現代玩具博物館(岡山県)の雛人形展に参加。
2001年丹波の森ウッドクラフト展準グランプリ受賞。

心温まるうさぎの木彫り雛人形をはじめ、木彫りの鯉のぼりも展示。かわいい生き物たちが夢の世界をつくる木彫りの ウェディング・ウェルカムボードが感動を呼び起こします。世界に一つの手彫り作品の展覧会をお楽しみください。

http://www.hinakoubou.sakura.ne.jp/index.html

作家在廊日:18日(水)、22日(日)、28日(土)

 

●日本の風景展

  2月4日(水)〜14  日(土)

日本人画家や日本を訪れた外国人画家たちの心を奪った日本の風景の展覧会です。 風光明媚な景色だけでなく、心象風景も展示し風景画の世界の可能性を検証いたします。

川上澄生の木版画による明治の日本風景や藤田嗣治が描いた日本の伝説の風景のほか、横山大観の富士山図、東山魁夷の山海図、平山郁夫の瀬戸内風景、 稲垣稔次郎の型絵染による京の町。井堂雅夫の棚田風景。池野史明の奈良古寺の風景。チャールズ・ファジーノの3Dアートによる神戸や ブライアン・ウィリアムズの春の清水寺。地元舞鶴出身の画家たちによる故郷舞鶴の風景など多彩な風景画をご覧いただきます。

 
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●日本の美 上村松園・松篁・淳之展

  1月7日(水)〜26日(月)

日本画の世界を極めた親・子・孫の上村家三代にわたる画業をご覧いただきます。 上村松園(1875-1949)は気品に満ちた美人画で知られ女性として初めて文化勲章を受章しました。

松篁画伯(1902-2001)は繊細で優美な画風に加え透徹した自然観察で花鳥画に新境地を開きました。 84年には文化勲章を受章し親子二代で最高の栄に浴する快挙。新宮殿千鳥千草の間に宮内庁御用画「日本の花・日本の鳥」を完成させる。

淳之画伯(1933-)は父松篁と同じ花鳥画を追求し、親子三代続いての芸術院会員。京都市立芸術大学の教授として副学長を務めあげ現代日本画の第一線で活躍しています。 また上村三大の作品を収蔵する松伯美術館の館長も務める。

伝統の日本画の世界に新風を吹き込み、格調高く気品に満ちた日本の美を三代にわたり描いてきた、類まれな上村三代。日本人のこころに響く日本の美の真髄を 年の初めにご鑑賞いただきます。

 
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●一千通の絵封筒展
(ミニスペースにて同時開催)

  1月7日(水)〜26日(月)

平成20年3月24日付の絵封筒第一便がギャラリーさんムーンに届いてから6年9か月、平成26年12月に1000通目が届きました。

切手のデザインをアートの一部として封筒に描き、相手に想いを届けるアイデアの宝庫。
独創性と手書きならではの熱意が受け取る側に感動が伝わります。

絵手紙と一味違う面白さは各地の郵便局でも絵封筒展が催され評判を呼びました。 この度ギャラリーに届いた1000通の絵封筒を一気にご覧いただきます。

                  

 
     
     

 

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